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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Exploration of castles located in Metropolitan area in top of Aug. '21.

さて、今宵の更新ですが、予告通り、またしてもお城・・・関東狭しと半ば仕事を兼ねてのお城巡りにお付き合い戴きます。
まずは恒例の簡単な行程紹介ですが、最初の小田原の方は、中京地区お城巡りから戻って、国宝から???の模擬天守閣まで硬軟様々な9軒を見物してきたので、目も相当肥えた筈で、その視点から鉄筋コンクリート造の天守閣と全木造復元の櫓門である銅門の同居する小田原城を再度確かめたくなって・・・そしてそれ以上にお城の近くにあるという、ういろう専門店の本社がお城そっくりの造りというのに前回、数十メートル近く、というか一本西の通りを通っていても、その存在に気付かなかったという間抜け加減を恥じ、リカバーショットを打ちつつ、いつもと違う海鮮丼を出すお店の実力も確認したかったので、8月7日(土)の10時前に家を出て、11時半過ぎに小田原駅到着、まずはお目当ての海鮮丼を出す駅東口のお店に寄って、期待した通りの新鮮な海の幸満載のランチを戴き、お店を出てから、少し小雨がパラついてきたので、10分少々、お店の前で雨宿り、ほどなく雨が上がったのを見計らって、国指定重要文化財である「だるま料理店」や今回の目的のひとつである「ういろう」本社の位置する国道255号を歩き、ほどなく、「御幸の浜」交差点の西に建つなんちゃって天守閣もどきの「ういろう」本社ビルを発見、狭い歩道上からの全景撮影を想定して来た、手持ちのレンズでは最も短い超広角を駆使して撮影、それから、前回同様の道を辿って、二の丸から本の丸へと撮影しながら移動し、今回は天守閣へは登城しなかったものの外観で気になる箇所を望遠で撮影し、天守閣を見おろす八幡山古塁から全景を撮って、駅に戻ってお茶して帰京、加須市の「騎西城」の方は、聞くも涙、語るも涙の物語で、8月21日(土)世界的運動会の合間、高速道路の罰金制度が中抜けになっていたので、愛車で茨城方面の城郭を一気に回ってしまおうと金曜時点では考えていたのですが、何故かこのところの過労が祟って、土曜日の起床時間が11時前、ここからクルマを運転して、筑波山の麓まで行こうなどという気は到底起こらず、電車でどっか一か所行ければイイやと木場駅から東西線に乗るまで目的地を決めず、南千住に着いたところでふと魔がさして、ここでTEXに乗り換え、一気に守谷まで乗れば、今まで乗ったことない関東鉄道常総線経由、常総市のトンデモ模擬天守閣もどきの巨大建築物を観に行ける♪と思って、守谷の駅まで行って、さて関東鉄道に乗り換えようと思った矢先、間違い易い方面案内板に気を取られた一瞬のスキに反対側から乗るべき方向の電車が出てしまい、もう完全に頭に血が上り、このまま帰ろうと思い、駅員さんにタクシーで行くから入場処理取り消してね、とお願いし、またTEXに乗ったのですが、ふと思い出し、東武はアーバンパークラインとスカイツリーラインが春日部で連絡していて、流山おおたかの森駅でTEXから乗り換えられることに気付き、ほぼ90度方向転換し、東武乗り継ぎで加須市に向かい、コンビニサンドイッチとパックサラダとペットボトル茶で600円以上のランチに甘んじ、そこからバスで10分ほど揺られて、「騎西城」へ向かったのですが、何とここでも「豊田城」こと「常総市地域交流センター」同様中に入れないことを現地で思い知らされ、泣く泣く、周囲のみを撮って、帰路に着いたという、実に憎きはCOVID19という顛末でした。
では、さっそく、二日間の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Kanto_Castle21Aug_001.jpg
まず一枚目のカットですが、今にもぐずつきそうな空を睨みつつ、COVID19下とはいえ、そこそこの交通量の幹線道路、国道255号を南下し、海岸近くに達した辺りで90度曲がって、東海道と平行に走るようになる辺り、御幸浜の交差点を過ぎてすぐの辺りに「ういろう」本社があるのですが、その手前にも江戸時代からの薬種問屋という古い佇まいの薬局があったので、雨に濡れた百合の花越しに全景を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_002.jpg
二枚目のカットですが、石を投げれば瓦の一枚も割れるくらいの近くまで到達し、ネット上各城郭マニアサイトでの紹介に違わぬ、一種異様なお城のような宗教施設のような、或いは絶滅危惧種の田舎のドライブインのような不可思議な建物が視界一杯に広がり、超広角の画角を活かして全景を撮ろうとしたら、後から鼻息も荒く、部活の高校生の兄ちゃんが来たので有難くご出演願ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_003.jpg
三枚目のカットですが、横からだと、このお城を模したと公言していながら、果たして天守閣を真似たものなのか?という問いにはうーんと唸ってしまいそうな、縦横比というか、何処となく、そうじゃない感漂う、不可思議な寸づまりっぽい造形は正面から見て戴くのが手っ取り早いと考え、交通量の多い国道255号を車の途絶えるのを待ってダッシュで渡り、全体を正面から撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_castle21Aug_004.jpg
四枚目のカットですが、実はこの不可思議な模擬天守閣もどきの全景を撮りながら、気になって仕方ないものが、道の反対側にあったのですが、それは何故か、店舗兼住宅真横のちょっとした公園のようなスペースに二宮金次郎像が設置されていて、その奥になぜか、踏切で停車する電車のような不可思議な風景が広がっていたので、また「ういろう」本社側に戻ってから、通行人が通るのを待って、望遠で狙って撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCarl Zeiss Sonnar135mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_005.jpg
五枚目のカットですが、鉛色のどんより曇った空を睨みつつ、次なる目的地、小田原城址公園へと移動し、まずは二の丸南端のお茶壺曲輪から馬屋曲輪へ抜けそこからはいつもの登城ルートと同じく、住吉橋、銅門を経由、本の丸へと向かうのですが、お茶壺曲輪から銅門がお濠に映る姿は見たことがなかったため、足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_006.jpg
六枚目のカットですが、正規の登城ルートである二の丸と本の丸との間のお濠を跨ぐ住吉橋までやってきて、この埋門から銅門に連なる枡形虎口の辺りは確かにお金をかけて木造復元しただけあって、他の国宝や重文の現存天守閣や外観復元天守閣を有する城郭公園に負けない質感だなぁ・・・と感心して、正面から一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_007.jpg
七枚目のカットですが、住吉橋から埋門を潜り抜け、攻城側にとっては、まさに死命をかけた修羅場と化すであろう桝形虎口を抜けると左手方向に緩い石段が続き、その頂上にこのルート防衛の要衝である銅門が鎮座ましましており、かつての打って出た城側の武士の英霊が乗り移ったかの如き、いたいけな童子が勢いよく鬨の声を上げて掛け下ってきたので、有難くご出演願ったもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_008.jpg
八枚目のカットですが、この日も、土日限定の銅門内部の無料公開を行っていたので、有難く中にお邪魔して、果たしてオール木造復元の細部はどうなっているのか、記憶も生々しい彦根城の天秤櫓内部との比較もしたくてうずうずしていたので、石段を小躍りしながら駆け上がり、中に入って検分がてら、小田原評定の様子を一枚戴いてみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_009.jpg
九枚目のカットですが、今回の視察目的では、望遠を使って外側から屋根等細部を撮れば事足り、500円以上も入場料を払い中に入って最上階の回廊まで行く必要はなかったので、周辺を小三十分も撮ってから、そのまま北側の道を通って、下城し、跨線橋を渡ってすぐの八幡山古塁に駆け上り、ここからの殆ど独り占め状態の白亜の天守閣に暫し見とれたのち、望遠で天守閣の優美な姿を撮影して帰路に着いたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはCarl Zeiss Sonnar135mmf2.8による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_010.jpg
十枚目のカットですが、小田原城へ訪問して二週間後、またしてもお城、特に大好物の天守閣の姿を見ないと、何故か落ち着かないという奇病が再発し、元々、徘徊癖のある工房主は、仕事のため、滅私奉公とか、自分自身の助兵衛心への言い訳をしながら、初めは茨城方面、そして、途上で挫折、変節して辿り着いた、もはや群馬、茨城との国境地帯に建つ、「騎西城」最寄りのバス停に降り立ち、彼方に見える、どんよりと曇った空をバックに佇む可愛い三層三階の櫓っぽい天守閣の姿を経路の駐車場から一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_011.jpg
十一枚目のカットですが、さっそく、住宅街というか田園地帯のど真ん中に佇む可愛い天守閣の中を見せて貰いましょうと小田原城に比べれば五分の一の高さもない、石垣に架けられた階段を登ってみてびっくり・・・げげ、COVID19どころじゃなく、そもそも年に二回しか御開帳していない!!という驚愕の事実を知り、今朝からの大旅行は何だったのか!?と崩れ落ちそうになりながらも、かろうじて気を取り直して階段の下から全体像を撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_012.jpg
十二枚目のカットですが、天守閣の石段から、肝心要の瓦屋根の軒下などを観察していたら、どうやら天守閣裏側には、当時からの濠の名残りのような沼地の一部が残されており、ものの資料によれば、「のぼうの城」として有名な「忍城」同様、ここも成田氏の管理する城のひとつで、当時は沼地に浮かぶ砦だったとのことですが、内部への侵入は諦め、裏手に回ってみれば、せめてもの慰めとばかり、可憐な蓮の花が咲いていたので、望遠に換えて一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender Heliar75mmf1.8による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_013.jpg
十三枚目のカットですが、そろそろ陽も傾いてきたし、東京メトロの24時間券の有効期限を考えると、今から出ないと北千住での乗り換えが間に合わない可能性あるので天守閣の全貌が良く見えそうなところを、周囲を歩きまわって探していたら、たまたま蓮の花の咲く沼地東側の給食センターみたいな施設と図書館の間の通路のようなところが見通しが開けていたので、ここから望遠で天守閣を狙って撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender Heliar75mmf1.8による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_014.jpg
十四枚目のカットですが、天守閣の南面のスペースに付近の案内図、現在と当時の比較が説明されていたのですが、どうやら、この模擬天守閣も全然、本来の砦の位置とは違うところに建てられており、付近でリアルな古跡は当時の土塁が一部残されているとのことで、先ほどバスが着いた反対側の、道路にちょん切られた哀れな古墳みたいな小山みたいなのが、その騎西城の当時の二の丸の土塁とのことだったので、バスが来るまでの間の時間潰しも兼ねて撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

Kanto_Castle21Aug_015.jpg
十五枚目のカットですが、同じく唯一のリアル古跡である土塁の斜面越しに道路を隔てて、西側に建つ、騎西城の名を冠した、三層三階の何処にも似た建物のない、独自性を発揮した、地域愛の結晶の如き、天守閣の姿を入れて、惜別の想いを込め、一枚撮ってみたもの。
カメラはX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放、AE撮影となります。

今回の感想ですが、うーん、COVID19のおかげで、改造すべきレンズヘッドが入手出来ず、また活動資金源である改造レンズの売れ行きも芳しくないので、遠出も出来ないことも相俟って近所のお城ばかりヤケになって巡り撮っている感無きにしも非ず・・・一刻も早く、平癒して欲しいものです。

ということで、次回は浅草方面の模擬天守閣もどきと先週末に晩夏の館山を訪ねたレポートをお送り致します、乞うご期待!!
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  1. 2021/09/05(日) 21:51:07|
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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