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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Exploration for Castles in Capital city,Tokyo

さて、今宵の更新ですが、予告通り、まさに”灯台下暗し”を懺悔するかの如きコンテンツ、東京23区内のお城関係を巡ったレポートお送りします。
今回の撮影は一か月の間をおいており、押上地区が8月9日、皇居東御苑が9月11日となっております。
押上地区へははじめ半蔵門線で移動し、押上駅から横十間川沿いに東に歩き、やっと橋の上からインスタ用のスカイツリーの水鏡映しを撮ってから、この模造天守閣状建築物のある業平地区まで徒歩で戻り、周辺のみならず、たまたま庭兼駐車場で休憩していたお店の方に声掛けて戴き、敷地の中に入れて貰って全景を撮らせて貰ったもの。
皇居東御苑は東京駅の三ツ星レストランで豪華ランチを食べてから締め切りも間近い16時15分前に中に入れて貰い、駆け足で石垣、同心詰め所、大番所、そして天守台を見学して撮ってきたもの。
では、さっそく当日の行程に沿って実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Edo_Castle_001.jpg
まず一枚目のカットですが、スカイツリーが良く見える浅草通りを西に向かって歩きながら、通りに面した地番を確認し、適当なところで見当をつけ南下し、スマホンのナビに従って歩いていったら、通りの果てに三階建ての銭湯みたいな異様な建造物が目に留まり、近づいてみたら、これが「お城の森八本舗」というお菓子屋さんの店舗兼住宅だったということでお店のエントランス側から一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはCarlZeiss Vario-Sonnar28-85mmf3.3-4での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_002.jpg
二枚目のカットですが、最初見た時は、規格外の外見に正直驚かされ、ここまでやるのかよ!?とあまり細部は目に留まらなかったのですが、何枚か撮って落ち着いてくると、前週にもやはりお菓子屋さんの本社ビルが天守閣もどきの小田原ういろうの建物の細部との記憶とで比較が始まり、妙に凝るところは凝っていて、そうでないところは思いっきりケチってるなと思いながら、金色の鯱にニンマリして望遠側で一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはCarlZeiss Vario-Sonnar28-85mmf3.3-4での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_003.jpg
三枚目のカットですが、中京地区で天守閣をゲップが出るほど見て来てから間もないこともあり、どうもこの横長で縦方向寸詰まりの建物の細部が気になりだして仕方なく、駐車場のフェンスギリギリから建物側面を撮ろうとしていたら、正面の玄関から出て来た白衣・白帽の初老の男性が「面白いでしょ、中は入って撮れば」と声掛けて貰ったので、では、と有難く駐車場の西の端から横の全景を撮らせて戴いたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはCarlZeiss Vario-Sonnar28-85mmf3.3-4での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_004.jpg
四枚目のカットですが、一か月後の9月中旬初めの週末、天気も良いのでどこかに行こうかと思い立ったものの、テレワークとは云え、月曜から金曜までのサービス残業三昧で精魂尽き果て、お昼前迄いぎたなく寝込んでしまっていたので、遅めの豪華なランチを戴いてから、先般の皇居参観ツアーの際、勧められたにも関わらず、昼メシ抜きの上、時間も14時半回っていたのでパスしてしまっていた東御苑へ行こうと、大急ぎで大手町駅から歩いて大手門に到着した時撮ったもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_005.jpg
五枚目のカットですが、ここもあまたの城郭同様、高麗門をくぐった中庭が桝形虎口になっており、武器庫を兼ねていたという櫓門をくぐって三の丸へ進むと云う経路になっているのですが、第二次大戦の戦火で焼け落ち、昭和40年の東御苑開放に伴い復元されたというこの櫓門の偉容を一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_006.jpg
六枚目のカットですが、櫓門をくぐり抜け、三の丸の南側をかすめて、ひたすら目指すのは富士見櫓と天守台、ひたすら緩い上り坂を登っていくと、同心番所の手前の低い石垣が見えてきて、さっそく、石垣越しに古びた木造の同心番屋を撮ろうかと構えていたら、先方から薄着の観光客の小姐二名がやってきたので、有難くご出演願ったもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_007.jpg
七枚目のカットですがせっかく、都心の奇跡的な空間に佇む江戸時代からの木造建築を緑豊かな庭園をバックに撮っても、あまり面白くも何ともないので、反対側から、大手町、丸ノ内地区のビル群をバックにアンマッチ感マックスで一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_008.jpg
八枚目のカットですが、同心番屋を過ぎ、更に本の丸へと続く緩い坂道を登っていくと、百人番所が建つ広場の手前に先ほどの倍以上の高さの石垣がそびえており、視界のその先にも同様に見事な切込接(きりこみはぎ)の石垣が建ち並んでいたので、その雄姿を足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_009.jpg
九枚目のカットですが、破風の銅板の腐食状態も生々しい、三十三間堂並みに長い百人番所の前まで来たら、ちょうどその前で記念撮影を終えたいたいけな兄弟が、ホントすげぇよな・・・などと実直な感想など述べ合いながら歩いてきたので、有難くご出演願ったもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_010.jpg
十枚目のカットですが、21世紀の国際都市東京のビル群をバックに、この長大な木造平屋建ての歴史的建造物の正面全景を撮ろうと、石垣に背中が当たるぎりぎりまでバックして撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_011.jpg
十一枚目のカットですが、百人番所、大番所を眺めながら歩くこと僅か、本の丸広場に到達しましたが、あいにく、今回のターゲットである富士見櫓と天守台は位置関係にして広場を挟み、ほぼ180度近い対向方向に位置するので、まずは比較的近い富士見櫓へ回ろうと広場の南端をかすめる際に巨木の下で愛を確かめ合うインド人カポーが居たので、ご出演願ったもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_012.jpg
十二枚目のカットですが、前回の皇居参観ツアーの際は、高い石垣の遥か下から見上げる格好で東、南サイドから外観を観察、撮影した富士見櫓ですが、今回はそのちょうど裏側北西方向から至近距離で建物の細部を観察出来るので、非常に楽しみにしてきたのですが、予想を裏切らず、中に足を踏み入れることこそは許されませんでしたが、かなり細部を確認出来、満足して撮った一枚。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_013.jpg
十三枚目のカットですが、明暦の大火で焼け落ち再建されることはなかった天守閣に代わって、代用天守閣として、明治のご維新まで徳川幕府の威信を保つためにここに佇んでいたものの、関東大震災で大損傷を受け、これまで二回、大修繕を受けた建物の特徴を表わす、銅板張り櫓破風、そして四隅が僅かに跳ね上がる屋根の特徴を捉えるべく、望遠でも一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはVoigtlaender Heliar75mmf1.8での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_014.jpg
十四枚目のカットですが、これまで、お濠端のホテルに宿泊した時、窓ガラス越しに遠目に見たり、或いはお濠端に本社がある総合商社の高層階からは直接見たことがありましたが、至近距離の様子は出版物やネット情報でしか目にしたことがなかった、日本一のスーパー天守閣の土台、天守台と初のご対面、あまりの嬉しさに、16時半まで余すこと10分弱、自転車に乗った警備のおぢさんの早よ帰れ、のかけ声も何処へやらと足を止めてその偉容を一枚撮ってみたもの。
カメラはα7RⅡ、レンズはLeitz Vario-Elmar21-35mmf3.5-4.5での開放、絞り優先AE撮影となります。

Edo_Castle_015.jpg
十五枚目のカットですが、そろそろ閉苑五分になってきたので、最寄りの門から退出しようかと思い、近くを離れない自転車のおぢさんに最寄りの出口を聞いたら、天守閣の真裏から竹橋駅に近い出口がある、とのことでその北桔橋門を目指して歩きながら、自転車のおぢさんが安心して居なくなったのを見届けて、足を止めて、明暦の大火での焦げ跡が残るという天守台北斜面を撮ってみたもの。

今回の感想ですが、いやはや、大学時代を含めれば、もう40年近く東京に住んでいるのに、押上の模造天守閣はともかく、この都心、というか、日本という国の一丁目一番地がこんな風になっているとは知らず、天守閣、天守台とも100を超えようという数見てきたのに、こんな立派で見事な石造物が身近にあろうとは努々思ってもみませんでした。これも、新型コロナで海外への足止めを食ったからこそかも知れませんが・・・

さて、次回は久々の遠出で一週スキップ、その翌週は今週末に深大寺で撮ってきた赤い妖精達のグルグルダンス他をお送り致します、乞うご期待!!
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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