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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Exploration for Castles and unfamiliar port town located in Hokuriku, Japan①

さて、今宵の更新ですが、予告通り、久々の遠出、北陸ツアー3泊4日から2回に分けてご紹介する、初回いきます.

まずは簡単な行程紹介参ります。
9/23の木曜日、9時台の新幹線で名古屋経由、米原に入りそこから北陸本線「しらさぎ」に乗り換え、福井で各停に乗り換え、最寄り駅の丸岡駅で下車、そこから、距離にして約4km、頼りのバスも、タクシ-すら見当たらなかったので、途中ランチを挟み、歩きに歩くこと正味約45分、天守閣がぽつねんと建つ小高い陸の麓に辿り着いたのでした。そこで1時間ほど調査を兼ねた見学を行い、途中まで歩き、見当を付けた通り、ショッピングセンターでタクシーをピックアップ出来、駅まで向かい、北陸本線経由、当日の宿の在る片山津温泉最寄り駅の加賀温泉駅で下車、旅館のバスで迎えに来て貰って、当日は宿泊し、翌朝、10時前にチェックアウトし、加賀温泉駅から金沢駅に移動し、駅前のホテルに荷物を預け、そのまま次なる目的地、射水市新湊迄第三セクター鉄度を乗り継ぎ移動し、午後一杯、現地を散策がてら調査し、知り合った現地の「ふるさと大使」の方に高岡駅まで送って戴き、その日は金沢泊、翌日は9時半から、金沢市内をバスで移動しながら撮り歩き、金沢泊、最終日は早朝から雨天だったため、早めのランチを駅ビルで食べ、そのまま新幹線で帰京したもの。

では、今回の旅の23、24日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

Hokuriku21Sep_001.jpg
まず一枚目のカットですが、丸岡駅でバスが無く、タクシーの連絡先も見当たらず、唯一の救いはネット情報によれば存在しない筈のコインロッカー、しかも無償のものが駅に有って、そこに荷物を預けられたので、4kmくらいなら歩けないこともないので、天気が良いこともあって、スマホンのナビを頼りに歩き、ランチを食べたラーメン屋の屋根越しに見えた小高い丘の上の天守閣まで一気に歩き、ふもと迄来た辺りで、望遠を装けて西側のアプローチ路から撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはVoigtlaender Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_002.jpg
二枚目のカットですが、西側からぐるっと北側斜面を回って、ちょうど東側から天守閣に登城するルートとなっているのですが、本の丸に相当する頂上広場の入り口に到達した辺りで、木々に覆い隠された天守閣の全貌が良く見えるようになったので、そのまま、装けていた望遠で、天守閣上部の佇まいを撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはVoigtlaender Heliar75mmf1.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_003.jpg
三枚目のカットですが、登城前に広場の記念碑の基礎の上でいったんレンズを付け替え、古色蒼然とした、古民家のような雰囲気も漂わせた板張り壁面、石瓦を纏った可愛らしい三層三階、望楼型の現存最古との説もある天守閣の全景を観光客が通り掛かったタイミングを見計らって撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Sppedpanchro28mmf2.0 mod.Mによる開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21sep_004.jpg
四枚目のカットですが、小さい天守閣にしては不釣り合いに高い天守台に設けられた石段を登り、天守閣への入り口の扉を潜って内部に入ったのですが、実はこの天守閣、北陸地方を襲った巨大地震により、昭和23年に一度、天守閣から崩落し、ほぼ全壊、同27年から修復工事に入り、30年に元踊りの外観には修復されたのですが、細かいところをみれば、釘が全部洋釘を使っていたり、屋外の木部に至ってはステンレス釘がまん丸い頭を覗かせていたりとツッコミどころ満載ではありましたが、当時の物不足の状況を思えば、致し方ないことで、天守閣最上部の窓から懸魚越しに眺めた丸岡の街並みを撮ってみたもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Sppedpanchro28mmf2.0 mod.Mによる開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_005.jpg
五枚目のカットですが、天守閣内部を舐めるように検分し、更にその上、携帯で細部の写真を撮りまくって、殆ど、お仕事モードと化した見学を終え、時間的にそろそろ駅に戻らないと加賀温泉駅からの宿の送迎バスの予約時間に間に合わなくなってしまうので、次はいつ来られるとも判らないので、名残惜しんで、天守台周囲の石垣やら石落としの形などをぐるっと一周して見てから帰ろうと思い、南西方面から見上げて撮ってみた一枚。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Sppedpanchro28mmf2.0 mod.Mによる開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_006.jpg
六枚目のカットですが、実は天守閣最上部の窓から下を眺めて、櫓門もどきの建物の柱の影に鎧装束の武者みたいな存在が居たのに気付いていて、松本城とか、姫路城、そして忍城辺りにもいるボランティアのもてなし隊みたいな人なのかな、と思い、帰り際に寄ってみたところ、なんと、手作り感満載のぬいぐるみ武者、記念に丘の上の天守閣をバックに一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはFujifilm X-Pro2、レンズはCooke Sppedpanchro28mmf2.0 mod.Mによる開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_007.jpg
七枚目のカットですが、翌9/24(金)は本来、稼働日ではありますが、せっかくの飛び石連休中日なので奉公先からは年休を貰い、ここでも半ば、仕事目的も兼ね、1年近く前にNHKの「あさイチ」で放映されて興味を持っていた、「日本のベニス」こと射水市新湊まで元北陸本線の一部だった「IRいしかわ鉄道線」とドラエモン路面電車こと「万葉線」を乗り継ぎ、「西新湊」で下車、駅近辺でランチを戴いてから、親切な店の方々の周辺の案内図を貰い、道順を教えて戴き、歩くこと15分程度で到着した内川沿いの街並みの入り口付近でまずは一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_008.jpg
八枚目のカットですが、ここの街並みの特徴的なことは、運河の両脇の狭い道路に面して民家が建てられているのですが、その目の前の運河の岸に自家用車、ならぬ自家用船が係留されており、景観を意識したのか、その外観は白と水色を基調にした涼しげものに統一されており、後にふるさと大使の方と辺りを歩きながら教えて戴いたところによれば、深夜から明け方にかけていっせいに富山湾めがけて出漁して、早朝に戻ってきて、昼は皆、家で休んでいるとのことで、或る船の上で鷺がまさに飛び立たんとしていたので、足を止めて、間合いを図って、その瞬間を捉えたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_009.jpg
九枚目のカットですが、運河伝いの誰も居ない通りを一人歩いて景色を眺めてみれば、確かにベニスや、ポルト、或いは、上海近郊の水郷と云われる古鎮にも似てなくもない雰囲気を漂わせており、惜しむらくは、いずれの歴史有る街々も通りに面した建屋は古色蒼然とした色調、構造、そして高さを揃えて、調和がとれた街並みとなっているのに、ここは、かなり自由闊達、船の色調ほどは建屋は揃っておらず、ちょっと残念な気もしましたが、人々が生活しての街ですから、これも日本的な景色と受け止め、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_010.jpg
十枚目のカットですが、観光地のようであって、いまひとつ観光地化しきっていない、この時間が止まったかの如き港町ではリノベが済んで、観光客の受け入れ体制万全の店舗兼住宅もあれば、理由は定かではありませんが、昔ながらのトタン塀の倉庫兼作業場みたいな建造物が使われているのかいないのか判らない状態で残っている箇所も幾つか認められ、その中のひとつの壁沿いにすずらんとおぼしき白い花が真っ盛りに咲き誇っていたので、秋の高い青空をバックに一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_011.jpg
十一枚目のカットですが、この全体的には古めかしい運河沿いの街並みの中では、全く別の建材を外装に使って、近未来的な外観に換えたリノベを施した飲食店や物販店もありましたし、そうではなく、元の時代がかった外観は可能な限り残し、内部に徹底的に手を入れて快適性を改善した上で再利用したものも複数あり、中でも潮風と陽に焼けた下見板の外観そのままにガラス窓だけは最新型の二重サッシに換えたミニ資料館みたいな建物があったので、斜めから全景を撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_012.jpg
十二枚目のカットですが、そろそろ街並みも終わりに近づこうかとしていた辺りで、ひとつ仕事をしてから帰ろうかと思い、NHKで紹介された街並み再生のプロジェクトチームの主人の方のオフィスを訪問し、名刺でも置いて帰ろうかと思って、橋の上でスマホンで地図検索でもしようと思った矢先に目に留まった不可思議なオブジェで、まさに「雲を掴むような話」といった雰囲気で一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_013.jpg
十三枚目のカットですが、いったん来た道を引き返そうかと思いながら、閃くものがあって、行けるだけ運河沿いに歩いてみようと思い、橋を再度渡り、歩いてきた河岸の道を先に進んで云ったら、欧州風の赤い橋が目に留まり、写真を撮ろうと足を止めたら、親切にも声をかけてきてくれた初老の紳士が居られて、「富山ふるさと大使」ということで、色々と話をしてみたら、なんと会おうとしていた街並み再生プロジェクトの責任者に生家を譲ったこともあり、懇意にしているから紹介して上げよう、ということで、最初に連れて行って戴いたのが、その方の生家であり、今は再生プロジェクトのシンボルである「六角堂カフェ」で、記念に外観を撮らせて戴いたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_014.jpg
十四枚目のカットですが、その初老の紳士の方のご説明では2000年代はじめに映画のロケが行われたそうで、その舞台となったのが当時、イタリアやスペイン辺りによくある、屋根のついた廊下橋を模して架けられた東橋で、その方も映画の撮影には、方言や所作の指導に関わっていたとのことで、懐かしく話して戴いたので、橋もカッコ良く撮って下さい、ということでありきたりのアングルでは面白くないので、光線を計算し、橋北側塔屋の日陰を利用して撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

Hokuriku21Sep_015.jpg
十五枚目のカットですが、運河伝いの街並みの辺りを案内しながら色々と説明して戴いたのですが、ちょうど、午後の遅い陽光が西に傾き始め、水面に係留された漁船と両岸の街並みが角度によってはシルエットと化して、イイ雰囲気で撮れそうな気がしたので、二隻並んで係留されているところで、足を止めて、夕暮れ前の運河の佇まいを一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による開放、絞り優先AE撮影となります。

さて、次回は翌日、9/24(土)の朝から、鬼神の如く、金沢市内を夕暮れまで撮った結果をレポート致します、乞うご期待!!
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  1. 2021/10/10(日) 20:48:37|
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今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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