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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Extremely tight tour to visit ruins of castles confronted approx. 400 years ago.

さて、今週は、予告通り,箱根山系両端のお城旅へ出掛けた二日間のレポートを行いたいと思います。
まず簡単に行程をご紹介しますと、1月の21日の金曜日の夕方に東海道本線乗り継ぎで三島の駅に辿り着き、駅前のビヂネスホテルに投泊、翌22日は朝からバスで山中城跡へ出掛け、お昼過ぎまで城跡を散策し、三島駅前のお寿司屋さんで豪華海鮮丼ランチ、しかるのち、東海道で小田原に移動し、宿に荷物を置き、駅ビルで時間潰してから、夕暮れ前の小田原城址を散策、翌23日の朝は市内循環観光バスでまず石垣山一夜城へ出掛け、1時間半ほどかけてゆっくり見学、しかるのち、11時20分発のバスで早川漁港へ移動し、早めのランチを市場二階の市場食堂で戴き、周辺を30分ほど撮ってから、早川駅まで徒歩移動、宿に置いた荷物を引き取って、お江戸に戻った、というあらましです
では、実質二日間の行程を追って見て参りましょう。

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まず一枚目のカットですが11時過ぎに山中城址公園前のバス停に着き、そこから、低い丘陵からなる数キロにも及ぶ広大な戦国時代の要塞跡を巡るのですが、早い話、観光地のお城のように目立つ天守閣も櫓も、門も滔々と水を湛えて、鯉や水鳥が遊ぶお濠もなく、地味な城跡ですが、全国で唯一といって良い注目すべき遺構と、富士山が間近に見えるので、その筋のマニアには大人気で、手始めに駐車場から登って、視界が開けた西の丸の爽快な雰囲気を一枚撮ってみたもの・
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.絞り開放によるAE撮影となります。

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二枚目のカットですが、案内板に従って、城郭の中を上に登っていくと、ほどなく、この戦国時代の要塞の最高点である西櫓に出ますが、この日は、日頃の行いの結果というか、生まれつきの晴れ男の素質発揮というか、箱根両端はところどころ雲は残るものの、とても良い天気で、バスで三島駅を出てからところどころで心神こと富士山の優美な雪化粧した姿を見ることが出来、何と、ワッフルのように見事な障子堀越しに富士山の姿が見えたので嬉しくなって、望遠で何枚か撮ったうちのお気に入りの一枚。
カメラは富士フィルムX-E1、レンズはOlympus F-Zuiko100mmf3.5絞り開放によるAE撮影となります。

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三枚目のカットですが、人生もお城巡りも似たようなもので、要塞の最高点でも、天守閣の最上階でも一旦、てっぺんを極めてしまえば、後は下るのみなのですが、ここ山中城址は箱根の西側の東海道の要害として建てられただけあって、西側の曲輪から下っていくコースも見ごたえ満載、かなり見事に障子堀のワッフルの如き佇まいが遺されており、かつての武士の命のやりとりの場は今は美しい遺構として往時を偲ばせるだけとなっていますが、その見事な様子を一枚撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.絞り開放によるAE撮影となります。

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四枚目のカットですが、これも西櫓から西の丸北側を回り込む尾根伝いのルートで元来た駐車場方面へと巡る途上、先ほどの障子堀とは峰を挟んでちょうど反対側の北面ゾーンに設けられたもので日照の関係で、芝の生育がやや遅いので、ちょうど、こちらはチョコレートワッフルの如き佇まいを面白いと思い、足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.絞り開放によるAE撮影となります。

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五枚目のカットですが、山中城址探訪を無事終え、市内周遊観光バスで三島駅迄戻り、宿に預けた荷物を引き取ってから、前の晩に着いた時にはタッチの差で締め出し喰らった駅前のお寿司屋さんで満足のランチを戴き、上りの東海道本線で小田原まで移動し、まずは駅ビル内のおしゃれなカフェでお茶してから、宿に向かい、チェッキンしてから、数か月ぶりに小田原城天守閣に挨拶しようと思い、城跡から程近い宿から出てすぐの路上宙空のオブジェを撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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六枚目のカットですが、ちょうど小田原城址公園内の天守閣ほかの建造物がライトアップされる時刻を見計らって宿を出て来たため、先ほどまで反対側に居た箱根山系に陽が沈みつつあり、茜空をバックにお濠にかけられた学橋の赤いセミシルエットが漆黒に近い水面にも反射して美しかったので足を留めて一枚撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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七枚目のカットですが、この時間ではまだギリギリ陽が残っていたからか、単に設定された時間前だったからか、いつもの土橋から銅門経由の正式登城ルートではなく、ズルして手前の学橋から二の丸広場経由、本の丸にアプローチするルートを取ったので、銅門の全体像を真横から眺めるかっこうとなり、いつもの正規ルートではこんなに離れて見ることはまずないので、面白いと思い、一枚撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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八枚目のカットですが、二の丸の南西、本の丸へと続くルートは眼下に菖蒲畑を望む赤い橋を渡って、常盤木門という櫓門構造の門に至る石段を辿っていくのですが、ちょうど陽も暮れかけ、一足先に赤い橋の欄干がライトアップされて艶めかしく輝いていたので、いたいけな若いカポーがお手々繋いで石段に登ったところでシャッター切ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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九枚目のカットですが、目の前の赤い橋から石段、そして常盤木門をくぐり抜けて、目線を左に向ければ、そこは広大な本の丸広場、かつては東海道に睨みを効かせる江戸手前の最後の防衛線であった小田原城の中枢として、昭和の御世に復元された天守閣、今は亡き櫓、そして御殿が建てられていた場所に足を踏み入れたことに否が応でも昂揚感を覚え、天守下の大樹の下の円形ベンチで暫し時が移ろうのを待ち、ライトアップされたのを見計らってその雄姿を捉えてみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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十枚目のカットですが、天守閣の雄姿に魅了されて、いつまでもそこに佇んで居たい気分ではありましたが、蔓延防止等措置法のおかげで、きちんと計画立てて時間を使わないと、晩飯抜きになってしまうので後ろ髪を引かれる思いで天守下を後にして、国道一号を辿って駅前に戻ろうと思い、お茶壺曲輪経由、南に抜け、旧東海道沿いに佇む、なんちゃって天守閣、「ういろう本舗」の閉店後の灯の落ちた姿を撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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十一枚目のカットですが、「ういろう本舗」の道の反対側、即ち、全体像を撮った歩道のすぐ先にいつも気になっていた、それこそ佐原や栃木、川越辺りに建っていてもおかしくない、立派な木造の伝統建築の薬局が在って、たまたま、作務衣のご主人が居て、写真撮ってから軒先を眺めていたら、中に入って撮ったらどうか、と声掛けられた時のもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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十二枚目のカットですが、ご主人に誘われるまま、ご厚意に甘えて、閉店作業中の店内に入れて戴き、ご説明伺いがてら、趣味と仕事で伝統建築の研究をしている旨自己紹介したら、あぁそう、この建物は古そうに見えるけど、関東大震災で倒壊して、可能な限り古材は使ったけど、建て直したものなんだ、ということで、それでも江戸時代から大事に現役で使っているという薬箪笥を撮らせて戴いたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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十三枚目のカットですが、翌朝はホテルを9時半過ぎに荷物を預かって貰ってチェッカウト、駅前でつい最近発見したドトールコーヒーでモーニング戴いてから、「うめまるこ」なる市内循環観光バスでまずは石垣山一夜城跡公園に向かい、前回のように案内板通りに駐車場から二の丸、天守台跡というストレートなコースではなく、西側からアプローチして山麓をぐるっと巡って石垣の残存状態等をつぶさに観察し、北東斜面から天守台に登って、しかるのち二の丸に下った際に石碑に寅年だからなのか人形が置いてあったので面白いと思い、一枚撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはCooke Speedpanchro28mmf2.0mod.Mによる絞り開放AE撮影となります。

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十四枚目のカットですが、石垣山一夜城跡をバスで発って、次に向かったのは、もはや小田原訪問では欠かせなくなった、市場食堂での趣向を凝らした豪華ランチですが、至福のランチを戴いてから、早川駅での電車の時間かではまだ余裕あったので、漁港の入口、真鶴道路の高架下で釣りをしている一家に声掛けて撮らせて貰ったもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.絞り開放によるAE撮影となります。

Suruga22_1_015-20220123.jpg
十五枚目のカットですが、本当は乗り放題の一日乗車券なので、バスで小田原駅手前のホテルに程近いバス停まで移動すべきなのですが、12時台の次は2時半過ぎまで待たなくてはならないので、時間が勿体ないので、早川駅から2時過ぎの東海道線上りに乗るべく、漁港近くの飲食店村周辺を歩いていたら。客引きネコが店先でミャーオ、ミャーオと声を上げて人目を惹いていたので、カメラを地面スレスレまで落とし、ローアングルで撮ってみたもの。
カメラは富士フィルムX-Pro2、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.絞り開放によるAE撮影となります。

今回の感想ですが、やっと山中城址の、かつての凄惨な激戦地が今や城郭腐女子も胸トキめかす、可愛いワッフルのような遺構をこの目で見ることが出来ましたし、同じ山城でも、決戦の場である山中城址と、敵の戦意喪失を目的とした威嚇のための見せる城、石垣山一夜城では全く城郭建築の手法が異なり、非常に勉強になりました。

さて次回は、新規導入のフルサイズ機のシェイクダウン兼ねて、人生初の四国旅行に出掛けた高知への旅三日間からハイライトを二回に亘ってお送りする初回行きます、乞うご期待!!
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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