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深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Great Journey to explore ruins of ancient castles in western Japan in GW ’22④

さて、今回はGW四日目の熊本城と夕刻移動した小倉城周囲の様子をご紹介致します。
まずは簡単な行程紹介ですが、三日目の午後、平戸から戻ってすぐに佐世保駅から14時過ぎの各駅停車のローカル列車で早岐、鳥栖経由、熊本駅には夕刻に着き、市電でお城まで徒歩圏の宿に移動し、チェッキン、お茶してから、翌日は午後には小倉に移動し、ライトアップは見られないので、晩飯前にお城まで歩いて移動し、無料入場可能エリアをぐるっと巡って、途中で晩飯食べてから、また宿に戻り、その日は熊本泊、翌日は朝10時過ぎに宿をチェックアウトし、荷物を預かって貰って、徒歩でお城まで移動し、「桜の馬場城彩苑」という名古屋城で言えば、金シャチ横丁に相当する、飲食店、物販店がミニテーマパークのように集合したエリアを通り、階段でアプローチ路に合流し、未申櫓を横目に見つつ、右手奥の特別見学コースの入場券販売ブース経由、城内に入り、臨時見学通路から郭内を巡回し、天守閣に登城後、現存最古の櫓との呼び名も高い宇土櫓の外観見学し、退城するというルートで見学後、ランチを摂ってから、宿で荷物を受け取り、市電で駅まで戻り、13時半過ぎの各駅停車のローカル線で久留米経由、小倉に移動し、夕刻、宿にチェッキン後、徒歩で小倉城まで移動し、ライトアップ前の天守閣の偉容を撮ってから、駅周辺で晩飯摂って、宿に戻ったもの。
では、さっそく、当日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

WJ_Castle001.jpg
まず一枚目のカットですが、5/2は熊本城をぐるっと見学してからランチを摂って、次なる目的地である小倉にローカル鉄道で移動しなければならないので、朝10時過ぎには宿を出て、お城に向かい、宿から最も近い臨時見学ルートへの入場券販売・入場ゲートは「桜の馬場城彩苑」を突っ切った階段の上の坂道の右手奥なので、遥か彼方の漆黒の天守を眺めながら、その城彩苑を通る時に場違いな小姐が横を速足で追い越していったので、有難く一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRokkor40mmf2.0による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle002.jpg
二枚目のカットですが、入場券販売・入場ゲートを目指して歩き出したら、昨晩は正面からしか見えなかった未申櫓をぐるっと回り込む格好で加藤清正公の築城術の特徴のひとつである「扇の石垣」という麓から中腹まではカーブを描いた傾斜が極めて緩く見えて登れそうだと思い取りついて登ったが最後、あと一息という頂上の手前で垂直に立ち上がった石垣がそこから先に進むのを拒絶し、逡巡しているところを櫓底部の石落としや石垣上の狭間からの弓矢や鉄砲で殲滅するという、極めて合理的な防衛メカニズムの美しさを横から撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRokkor40mmf2.0による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle003.jpg
三枚目のカットですが、鉄骨等もふんだんに使い、臨時見学通路とは云いながら、お金のない他の城郭の恒久的見学ルートよりも遥かに頑健で見た目にも配慮された施設を通って、いよいよ、再建された本丸大御殿下の闇(くらが)り通路を抜け、大小天守の居並ぶ様を眺められる本丸広場に出る直前に石垣の上に僅かに頭を覗かせている本丸御殿越しに遥か遠くの大天守を入れて、見事な横矢掛構造の石垣も撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRokkor40mmf2.0による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle004.jpg
四枚目のカットですが、ここが少なくとも国内の城郭では唯一無二の城郭防御施設である、本丸広場への主アプローチ路を本丸御殿の下、石垣のすき間の昼なお真っ暗な空間に設けるというもので、こうすることにより、迎撃側は明るいところから入ってきた敵を目の慣れた優位性で討ち取れますし、仮に打ち漏らした敵が広場に出たとしたら、今度は明るいところに目が慣れている城側の人間が優位に戦えるというものなので、面白いと思い一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはRokkor40mmf2.0による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle005.jpg
五枚目のカットですが、まさに迎撃側の城の人間の思惑通り、闇り通路から抜け出た本丸広場は、当日はかなりの五月晴れ状態だったことも相俟って、大天守の漆黒の下見板張りを模した壁面とは裏腹にまだ真新しい漆喰で目止めされた屋根の白さが目に痛いくらいで、ちょうど全景が入る位置の記念撮影台に白人一家の兄弟が腰掛けた頃合いを見計らって一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはCarlZeiss Biogon25mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle006.jpg
六枚目のカットですが、正面から何枚か撮ってみたあと、大天守に登城し、最上階まで内部の展示品を詳細に見学したのち、再び階段で下ってきて下城、時間がそれほど余裕あるわけでもないので、RC造外観復元の大小天守より関心が高い、現存の五重櫓である宇土櫓を出来るだけ近くで見ようと、大天守西側のスロープ経由北側通路を通る時に大小天守が行儀よく揃った裏側が見えたので、一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはCarlZeiss Biogon25mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle007.jpg
七枚目のカットですが、この熊本城内でも数少ない現存木造建造物で、先の熊本大地震でも昭和の保存修理工事で敷設された耐震補強のおかげでかろうじて倒壊ないし崩落を免れたという、現存櫓で最大かつ最古と云われる宇土櫓の偉容を通路の柵ギリギリから眺めて、撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはCarlZeiss Biogon25mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle008.jpg
八枚目のカットですが、北側通路から出て、昨晩、横を通ったにも関わらず、拝殿が閉まっていたので、翌朝再びお参りさせて戴きますと心中で念じて失礼させて戴いた加藤神社にお参りさせて戴くべく、北口臨時入場券販売・入場ゲート脇の退出口から見学エリア外の昨夜通った外周通路北側を通っている時、予め確認しておいた宇土櫓を主役に若い大小天守が付き従う構図で一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはCarlZeiss Biogon25mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle009.jpg
九枚目のカットですが、小倉に着いたのは16時半過ぎで、ティータイムにはちょい遅いが、日没後のライトアップにはまだだいぶ時間がある、といった微妙な時間帯だったので、とりもあえず、翌朝の撮影のリハも兼ねて、市内に城郭のある熊本同様、駅から徒歩で5~6分の宿にチェッキン、荷物を置いてからお茶するところを探しながらお城を訪ねて行ったら、道中、アテにしていた井筒屋内のカフェも全て17時仕舞いで入れて貰えず、仕方なく、黄昏の天守も良いものだとか自分に言い聞かせて、紫川に架かる橋を渡って、天守の下まで歩いて行って、散歩の親子に出演願って、その偉容を一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle010.jpg
十枚目のカットですが、同じ九州内の熊本城には知名度で負け、高さでは島原城に負けと万年二番手のような微妙な立ち位置のここ小倉城ではありますが、その真価は、天守の独特な造形にあり、最上階がそのひとつ下の階層より大きく張り出している「南蛮造り」という築城時の細川のお殿様の優れた美意識が反映された造形は、津山城と高松城が許しを得て真似たというほどのものだったので、それが判り易いアングルでも一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle011.jpg
十一枚目のカットですが、ここ小倉城一帯は庭園がほぼ完全に残り、本丸周囲にはお濠があって、比較的石垣も残り、八坂神社の神域も隣接していることから、かなり静穏ないにしえの時間が流れるような佇まいなのですが、これがいったん、北側に目を転じると、前衛建築の巨匠フランク・オー・ゲーリーか天才建築家ポール・アンドリューの手による建造物か!?と思えるような派手な配色、大胆かつ未来的な造形の巨大建造物が視界一杯に聳え立っており、このギャップが面白く、このリバーウォークなる商業施設目指して歩いていくカポーに後ろ姿出演願い一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle012.jpg
十二枚目のカットですが、再び、視点を西の方角に向けて見れば、小倉城本の丸エリアに隣接している八坂神社境内にもお濠に面した櫓状の建造物が建てられており、もうすぐ日没に近い時刻ですっかり陽も沈みかけている空をバックに白亜の建物がお濠に映る様子が美しかったので、足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle013.jpg
十三枚目のカットですが、お城の廻りをぐるぐると巡っていたら、熊本出る前には軽く釜飯くらいしか食べていなかったためか、しまいにはお腹が空いて来たので、ライトアップは諦め、駅までの商店街というか飲食店街のようなところで、何か名物料理でも食べて宿に戻ろうと思い、そもそも名物料理は何だっけかなとか考えながら、寂れた横丁みたいな通りを通りながら一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle014.jpg
十四枚目のカットですが、同じくお城と駅の間にある、昼は閑散としていても、夜は誘蛾灯の如く、夜行性の老若男女がどこからともなく集まって、赤提灯やら縄のれんやらを目印にしたお店に吸い寄せられていくことから活気が出るはずだったのが、永年続いたCOVID19のおかげで日暮れ後も青息吐息、細々と露命を繋いでいる状態のようなので、宣伝にでもなれば、とインスタ掲載用と一緒にブログ用にも一枚撮ってみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

WJ_Castle015.jpg
十五枚目のカットですが、結局、ハデな呼び込みやってて、若い小姐で賑わっていた、串揚げから串焼きから魚介まで何でもござれのローカル居酒屋に入って、ハイボールなんか軽く一杯引っ掛け、腹ごしらえして、宿まで戻ろうと夜の繁華街を駅方面に歩き出したら、ちょうどいい雰囲気の通りをちょうどいい雰囲気のいかにも慣れたカンジのロコカポーが前を歩いていたので、追尾しながら一枚戴いてみたもの。
カメラはLeica M(TIPO240)、レンズはVoigtlaender Nokton35mmf1.4による絞り開放AE撮影となります。

さて、次回は小倉城まわりと、さすがにお城ばかりだと飽きてしまうので、門司港レトロ地区の様子もご紹介致します、乞うご期待!!WJ_Castle003.jpg
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Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

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