fc2ブログ

深川精密工房 [Fukagawa Genauigkeit Werke GmbH]

深川精密工房とは、一人のカメラマニアのおっさんの趣味が嵩じて、下町のマンション一室に工作機械を買い揃え、次々と改造レンズを作り出す秘密工場であります。 なお、現時点では原則として作品の外販、委託加工等は受付けておりません、あしからず。

Back to a paradise on southern ocean~Taiwan Tour’23.July~①

さて今回のご紹介は、新年第一発ということで、真冬のお江戸からは約2100km南西に位置する台北に、COVID19禍明け初として昨年の7月の連休に飛んだ記録を三回に分けてお送り致します。
まずは簡単な行程のご紹介ですが、7月の14日(金)のお昼過ぎ、成田を発って、夕刻に台北着、その日は晩飯食べておしまい、翌15日は前々から良い天気の水南洞遺構を撮りたかったのと、シャッターチャンス満載の金瓜石~十分を久々に訪問したかったので、COVID19禍解消以降では本格的な台湾島内での撮影ツアーに出たということ。そして16日はここもまた長いことご無沙汰していた台中からはバスで小一時間の観光名所、鹿港へ出掛け、夕刻の戻りがてら、松山駅から程近い饒河観光夜市を撮影、そして最終日の17日はフライトギリギリまで(本当は時間を間違えていただけ・・・)、宿からは程近い、迪化街周辺を撮ったということ。
では、さっそく、撮影初日の行程に沿って、実写結果を逐次眺めて参りましょう。

台北’2307_001
まず一枚目のカットですが、台北の常宿はもう10年近く前から、台北駅北口西方の北門エリアの安ホテルを使っているのですが、何せ、空港からのMRT駅まで徒歩5分、その出入口の目の前からは九份、金瓜石直通バスが発着するという便利さで、今回もその直行バスに乗って小一時間で着いた金瓜石から、更に小型のバスに乗り換え向かった先の水南洞の観光スポットのひとつで一番上にある「黄金瀑布」の奇妙な全貌を改めて観光客目線で撮ってみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

台北2307_002
二枚目のカットですが、これが今回、COVID19禍後に航空運賃が安くなるのを見計らって台湾に出掛けた目的のひとつである、日本統治時代に作られた、東洋最大の貴金属及び銅の精錬工場である水南(本当はさんずいに南の字)洞の十三層遺構の全貌で、実はこのアングルからの撮影はCOVID19禍前に大学時代の友人と訪れた時に偶然発見した集落の奥にある小高い山の鬱蒼とした林の奥にある展望台から撮ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

台北2307_003
三枚目のカットですが、ここ水南銅十三層遺構は、先の展望台からだと、何となく、マチュピチュ遺跡に似て見えますが、下のあるアングルから見ると、あーら不思議、今度は秘境チベットの政教合致の中心であるポタラ宮殿にも規模こそ違え見えなくもなく、これが真正面だと結構幅が広い割には建物の密度が低くて間延びした画面になってしまうため、陰陽海に面した展望台から探した斜め手前の別の展望スペースから撮ってみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはLeitz Elmarit28mmf2.8による絞り開放AE撮影となります。

台北2307_004
四枚目のカットですが、水南洞遺構を心行くまで撮って、そろそろ暑さにも耐えかねてきたので、ランチと冷たい飲み物が摂れる金瓜石まで登ることとし、バスは待てど暮らせどやって来ないので、交渉前提でボッタクリタクシーに乗り込み、メーターを倒してしらばっくれて走りやがったので、車内の身分証を写真で撮った上で、150元とか言ってきたのを、これしかない、といって100元のみ渡して、謝々!と降りてから、眺めの良いレストランでランチし、黄金博物館方面に移動がてら、線路遺構当たりで記念撮影頼まれた小姐にモデルさんになって貰ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北2307_005
五枚目のカットですが、黄金博物館に入ってみると、一階の入口から程近い辺りに、この山で採れたか否か確認のしようがなかったものの、なんと220kgもある、世界最大級?の金塊がどーん!と鎮座ましましており、しかも太っ腹なことにアクリルケースの穴越しであるものの、素手で触らせてくれるというので、世界で金に目がない中華民族、インド人には堪らないアトラクションとあって、行列して記念撮影してるのを横から撮らせて貰ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_006
六枚目のカットですが、実は博物館そのものに興味があったわけではなく、ちょっと勘違いしていたのですが、かつての金の坑道の中にリアルなお人形さんが置かれていて、それがなかなか画になり、ここに到着して取り替えた国産ハイスピードレンズのサラブレッドCanonL50mmf1.2の威力を遺憾なく発揮させられる、とか期待してのことだったのですが、それはまた別の入口で別料金、と言われ興覚め、時間もムダにしたくなかったので、観光ルート外のかつての金鉱住宅エリアに移動、後をついてきたロコカポーを先に行かせて、後姿出演を願ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_007
七枚目のカットですが、ここ金瓜石から九份にかけてのエリアは亜熱帯ゾーンに属する台湾島北部でも特に降雨量が多いことで知られ、当初の居住者である日本からの入植者も雨対策には腐心していたらしく、この金瓜石の金鉱住宅のあちこちのトタン屋根にはご丁寧に有史以来、最強の防水・止水剤である瀝青を厚塗りしたものがいまだに多く目につき、ちょうど坂の小道に垂れ下がっていたブーゲンビリアの花とのコントラストが美しかったので、足を止めて一枚撮ってみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_008
八枚目のカットですが、金鉱住宅跡は、その気になれば日暮れまで撮っていられるくらい撮影スポット満載の路地裏・廃墟撮影マニア垂涎の地ではあるのですが、この日のうちに十分まで撮って、何時までやっているか判らない台北市内のレストランでデナーを楽しみたかったので、いつも撮りなれた辺りをさくっと撮って、博物館前のバスターミナルに戻り、相当数ある、九份までのバスに乗り、着いて早々、展望台で景色を楽しみ愛を語らうロコカポーに後姿出演願ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_009
九枚目のカットですが、遂に出ました!というか、九份どころか、台湾観光を代表する、シンガポールで言えばマーライオン、イタリアで言えばピザの斜塔、京都で言えば清水寺くらいの圧倒的ランドマークである、阿妹茶舘の全景を向かいの展望台の奥に在る別の食堂入口へと上がる階段の上から、観光客でごった返す竪崎路越しに超広角で撮ってみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_010
十枚目のカットですが、同じくここ九份は竪崎路に建つ阿妹茶館を、下側から観光客でごった返す坂道ごと超広角の広い画角と極端なパースを活かして撮ってみようと思い、いったん、茶館より上の位置の撮影ポイントから階段を下り、ちょっと開けて踊り場みたいになっているところで正々堂々カメラを構えて、ほぼノーファインダでシャッター切ってみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_011
十一枚目のカットですが、あまりにも有名な阿妹茶館の辺りで何枚か撮って、そろそろ手じまいにして、いったん、麓の瑞芳までバスで下り、その駅から平渓線という超ローカルながら、主要観光地を結んでいて、世界中の鉄っちゃんのみならず、バックパッカーから普通の観光客にまで知れ渡っている電車で十分に移動しようと思い、撮った画像を背面LCDで確認したところ、九份という地名も阿妹茶館という看板も明確に写っているものが無いことに気付き、帰り際に慌てて撮ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはVoigtlaender SW-Heliar15mmf4.5asph.による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_012
十二枚目のカットですが、次なる目的地、この日の最終撮影地でもある十分には一時間に一本の列車に35分ほど乗れば到着するのですが、この十分の面白いところは、駅及びその周辺の線路自体が老街の観光エリアになってしまっていて、台鉄も過疎の解消として観光には十分な配慮をせざるを得ないので、電車が来るまでの間は線路に入って散策したり、名物のランタンを上げたりするのを大目に見ているようなのですが、この賑やかな秘境に到着早々、鄙びた感じの山奥の村には凡そ似つかないポップなカンジのフライドチキン屋で腹ごしらえの雛鳥揚げを買い求めるロコ小姐お二人様から有難く一枚頂いてみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_013
十三枚目のカットですが、駅周辺にはずらりと国内外からの観光客目当てに天燈店(ランタン屋)を中心に土産物屋、飲食店がところ狭しと軒を並べており、まぁ、台北市内からは車でもチャーターしない限り、1時間では来られないような山奥の限界集落みたいな村に、商魂逞しく集まっているなわ、とか独り言ちて歩いていたら、とある店先のアイスクリームのケースの上で猫が涼みながら太平楽を決め込んでいたので、至近距離で一枚頂いてみたもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_014
十四枚目のカットですが、陽の長い南国台湾のこと、この時刻でも日没まではまだ時間が有ったのですが、何せ四方八方を山に囲まれた”秘境"、ですから、雲の多い日にちょっと太陽が西に傾こうものなら、駅周辺の線路はかなり薄暗くなってきて、火を焚いてその熱気を上昇のエネルギーとするランタンは俄然存在感を増すということで、やはり陽光が燦燦と降り注ぐ日中よりは、午後遅くの時間の方が活況のようで、香港から来たというカポーが揚げる時、後ろから一枚撮らせて貰ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

台北’2307_015
十五枚目のカットですが、もうちょいごみごみしたところで、寄ってたかって揚げるところの方が、ここ十分でのランタン揚げの雰囲気がより良く出ていると思い、駅からは離れますが、帰りの電車の到着時刻を気にしぃしぃ、天燈店が建ち並ぶエリアまでやってきて、待ち構えていたら、フィリッピンから来たという四人組が揚げるから、良かったら撮って、一、二枚送って欲しいということで撮らせて貰ったもの。
カメラはSONY7c、レンズはCanonL50mmf1.2による絞り開放AE撮影となります。

さて次回は翌16日に台湾新幹線こと、高速鉄道で台中まで出掛け、そこから更にまたバスで小一時間かけて辿り着いた、ここも大人気の観光地、鹿港にシャコ料理を食べに出掛けがてら撮ったものをご覧頂きましょうか、乞うご期待!!
関連記事
  1. 2024/01/15(月) 23:11:54|
  2. 旅写真
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Back to a paradise on southern ocean~Taiwan Tour’23.July~② | ホーム | Back to the era full of wars and battles all around Japan~Sakasai Fort in Ibaraki-pref.~>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://pwfukagawa.blog98.fc2.com/tb.php/778-072ae3a1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

charley944

Author:charley944
今を去ること60年前、古き佳き江戸情緒の残るこの深川の地に標準レンズのみを頑なに用い、独特のアングルにこだわった映画監督が住んでいました。その名は小津安二郎。奇しくも彼の終いの住まい近くに工房を構え、彼の愛してやまなかったArriflex35用標準レンズの改造から始まり、忘れかけられたレンズ達を改造し、再び活躍させます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる